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小さい事業でSEOより大事な指名検索のこと

小さい事業でSEOより大事な指名検索のこと

​検索でなかなか上位に表示されないというお悩みをよく聞きます。でも話をよく聞いてみると、お店やサービスの名前で検索するときちんと掲載されているというのです。ならいいじゃないですかというと、そういうのではなくて、例えばピアノの先生なら、「ピアノ教室」で検索した時に自分のサイトがでてきてほしいというのです。ですがこれは無理な話です。なぜかというと、「ピアノ教室」のようなビッグワードで検索する人たちを満足させられるのは、個人経営のピアノ教室のサイトではないからです。業者にお金を払ってでもそんなビッグワードのSEOをがんばりたい人もいるかもしれませんが、ほとんど効果はないはずです。それよりもGoogleマイビジネスに登録する方がよっぽど見込みがあります。その付近で検索した場合であればしっかりと表示してくれるでしょう。もしくはオウンドメディアを持っているのであれば、多少はSEOのことを考えたほうがいいでしょう。こういった話はこれまでにも何度か書きました。

今回は指名検索について書きます。指名検索とは、そのお店やサービスの名前のような固有名詞で検索することです。うちでいえば、「クローバ PAGE」「qloba」といったキーワードが指名検索です。わたしは小さい事業をされている人たちについては、ホームページが指名検索で上位に表示されていれば何も問題ないと思っています。新しい事業をしている人や、ニッチな顧客相手に商売をしている人については特にそうです。実をいいますと、弊社の売り上げのかなりの部分を指名検索からの流入が占めています。「無料ホームページ」で検索してうちにやってきた人の中には、がっかりしてブラウザを閉じてしまった人もいるかもしれません。

​指名検索の利点

SNSで友達がいいね、していたけど、初めて聞く商品だったのでホームページを検索した経験はありませんか? もしくはちょっと興味を引く広告を見たけど広告をクリックするのは嫌なので代わりにGoogleで検索してみたことはないでしょうか。ウェブで集客というとどうしても、SNSや広告から直接クリックされた数字に目がいきがちですが、実際のユーザーの行動はそんな単純なものではなく、SNSで紹介されているのを見て何日かたった後にGoogleで検索して購入したというように、データからは施策の効果が分析しにくいケースがよくあります。

そしてネットを使ったマーケティング施策そのものがうまくいかないケースも増えてきました。ウェブ広告はますますクリックされなくなり、Googleはサイトへのリンクではなく独自の検索結果を返すようになりました。

Facebookは企業やメディアが発信する情報よりも、家族や友人の投稿を優先するようになりました。インスタグラムは最初から投稿に外部サイトのURLを載せてもリンクになりません。​

SEOだけに頼っていると、ある時Googleが方針を変更した途端大きなダメージを受けることになるため、常にGoogleの動向を伺っていないといけなくなります。指名検索であれば自分のブランド名で上位表示できてさえいればよいので、変化に強いという利点があります。

また、指名検索は最初からあなたのことを知りたいと思って検索しているのですから、一般的なキーワードでの検索流入よりも売り上げにつながる確率がずっと高いです。新しい事業ではSEOなどでいくらたくさん訪問者を呼び込んだところで、ごく一部の人しか満足させることができないので、売り上げにつながらないどころか、逆にネガティブな印象を与えることにもなりかねません。それよりも本当にお客さんになってくれそうな少数の人から認知を得られることの方が大事です。指名検索はどれくらいあなたの事業が世間から認知を得られているかを示す指標になります。

ここからは指名検索を増やすための具体的な施策について説明します。

検索できないと始まらない

まず何がなんでもあなたのブランド名でGoogle検索した時に、1ページ目に表示されるようにしなければなりません。お店や教室なんかの場合は「地名 + ブランド名」でも構いません。これは通常は難しいことではないと思います。なぜならあなたのブランド名は頭から血が出るほど考えに考えた、唯一無二の名前であるだろうからです。もしブランドに「山田屋」みたいな別のサイトがたくさん検索にヒットしてしまう名前をつけてしまった場合はここですでに難易度が上がるので、名前を変えることを検討してみてもいいかもしれません。Google Search Consoleには必ず登録するようにしてください。Search Consoleを使うと、自分のサイトへ指名検索での流入がどれくらいあるか確認することができるので、定期的にチェックしてみてください。

ブランドを好きになってもらう活動を継続する

指名検索されてるってことはすでにブランドがよく知られてることでしょ? それができないから苦労してるんですけど。まさにその通りです。ではどうやったら興味を持ってもらえるか。興味があるのは好きだからかもしくは嫌いだからなのでしょう。わざわざ嫌われるようなことをして目をひく炎上商法みたいなのもありますが、ファンマーケティングの対極にあるような手法なのでここはやっぱり、自分たちのことを好きになってもらえるよう努力したいところです。

SNSで情報を発信されている方は多いと思いますが、投稿する前に以下の項目を意識してみてください。


これはわたしだけが発信できる情報か?

独自の切り口、視点があるか? その道の専門家として発信しているか。


これは読んだ人の役に立つ情報か?

特にあなたの顧客にとって必要な情報か。単なる宣伝になっていないか。


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人は「嬉しい」「楽しい」「好き」なことをシェアしたいと感じるのだそうです。


200 × 200を意識する

フォロワーが200人しかいなくても、その向こうには4万人のフォロワーがいます。


もっと自分のブランドを好きになってもらうには、もっと良質なコンテンツが必要だと考えるかもしれません。オウンドメディアやブログで顧客に向けて情報発信するのは良いアイデアです。その時に初めてSEOが有効な手段のひとつになるでしょう。間違っても、一方的に購読解除できないメールを送りつけるようなことはしないでください(違法です)。

指名検索を増やすことは小さい事業が売り上げを伸ばすための着実な道といえます。SEOがうまくいかないと悩んでいる方がおられましたら、そもそもそのサイトはSEOに向いていないのかもしれません(基本的にSEOはニーズが顕在化しているビジネスに向いています)。最適な集客方法を見つめ直すきっかけになれば幸いです。